化粧崩れの原因は『汗』じゃなくて●●！？

化粧崩れの正しい原因…あなたは知っていますか？？

私も化粧崩れの原因はずっと汗だと思っていました。

でも、実際は汗をかくだけでは、
化粧は崩れないんです！

「え？どういう事？」と思う方もいると思います。

実は、化粧崩れの原因は肌の状態によって、
変わってくるんです！

化粧崩れ『しやすい肌』と『しにくい肌』の違い

肌状態によって、
化粧崩れ『しやすい肌』と『しにくい肌』の違いが出て来ます。

化粧崩れ『しにくい肌』

潤いのある健やかな肌は、
ふっくら膨らんだ肌細胞が、
みっちり並んで構成されています。

肌の表面はなめらかで、
凹凸が少なくつるんとしています。

これが、化粧崩れ『しにくい肌』です。

化粧崩れ『しにくい肌』に、
ファンデーションを塗ると、
健康な肌の表面はなめらかなので、
ファンデーションが均等に伸びます。

また、きちんと下地を整えていれば、
肌にも密着しやすくなります。

化粧崩れ『しやすい肌』

一方、乾燥して肌の生まれ変わりが、
スムーズに行われていない肌は、
未成熟な肌細胞で構成されます。

健康な肌細胞がパンパンにふくらんだ風船のイメージだとしたら、
未成熟な肌細胞は空気の抜けた風船です。

キレイに並ぼうとしても、
ひとつひとつ大きさも形もバラバラなので、
うまくいきません。

このような肌細胞で構成された肌は、
表面がデコボコ、ざらざらします。

これが、化粧崩れ『しやすい肌』です。

この上にファンデーションを塗ると、
表面がなめらかではない肌なので、
ファンデーションがうまくのりません。

毛穴やキメによる凹凸の部分に、
ファンデーションが入り込んだり、
部分的に薄くなったり、さまざまです。

肌自体が乾燥しやすくなっているため、
ファンデーションによって水分を奪われやすく、
そのため、ファンデーションがうまく密着せずに、浮きやすい状態なのです。

汗の登場

ではさらに、ここで汗の登場です。

ツルツルのお風呂場のタイルと、
リビングのザラザラした壁紙を思い浮かべてください。

どちらにも同じように水滴を吹き付けると、
タイルのほうについた雫は、
まっすぐスルスル～～とすべっていきます。

壁紙のほうは、右にそれたり、左にそれたりしながら、伝っていきます。

実は同じことが、
ファンデーションを塗った肌の上でも起こるんです！！

汗をかいても、なめらかな肌では、
汗は表面をスルスル～っとすべっていきます。

もちろん、ファンデーションが一切影響を受けないわけではありませんが、
肌に密着しやすくなっているため、被害は少ないです。

反対に、肌に凹凸があると、
汗はキメや毛穴の凹凸に右往左往しながら流れていきます。

肌の上でいろいろな寄り道をする過程で、
ファンデーションにムラを作ったり、
もともとちゃんと密着していなかったファンデーションを、
押し流してしまうこともあります。

肌の上で起こること、
イメージしていただけたでしょうか？

これが、『化粧崩れやすい肌』と『化粧崩れにくい肌』の違いです。

つまり、肌をしっかりと潤すことで、
化粧崩れは起こりにくくなるのです。